試験内容:JIS K 2246(防せい(錆)油)6.39気化性防せい性試験に準じ、採用に至った浸透性防錆剤の効果を確認しました。尚、試料と鋼試験片の距離は10mmとしました。防錆剤なしでは鋼試験片の全面に錆が認められましたが、5mg/Lおよび10mg/Lとなるように浸透性防錆剤を入れた鋼試験片には錆が認められませんでした。鉄筋腐食抑制効果の実証根拠かぶり40mmの鉄筋コンクリートにおける浸透性防錆剤の浸透深さの確認で、鉄筋表層の30~38mmの深さ領域には塗布後180日で10mg/L、同様に鉄筋位置の40~48mmの深さ領域には5mg/Lの浸透性防錆剤が存在していることが確認されています。本試験の結果より、鉄筋に対して防錆効果を発揮することが期待されます