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  • アクアシール1400AR【シラン・シロキサン系表面含浸材】
  • 水性/溶剤/無溶剤

    第4類 第3石油類

    使用量

    希釈剤

    無希釈

    特長

    • アクアシール1400ARは、シラン・シロキサン系表面含浸材に浸透性防錆剤を配合した、鉄筋腐食抑制効果の高いコンクリート保護材です。コンクリート表面に塗布するだけで、厚い吸水防止層を形成し、かつ防錆成分が鉄筋付近まで深く浸透し、鉄筋周辺を非腐食環境に改善させ、より高い鉄筋腐食抑制効果が得られます。塩化物イオンが浸入した既設のコンクリート構造物にも効果を発揮します。形成する吸水防止層がコンクリート構造物への水の浸入を防ぎ、塩害、凍害、アルカリ骨材反応等の劣化因子の浸入を阻止します。
    • 浸透性防錆剤の浸透深さの確認:アクアシール1400ARに配合している防錆剤は気化性を有し、気化することによって、コンクリート中の空隙をより深くまで移動するようにコントロールしています。また、配合しています特殊添加剤が養生中に残存し、防錆剤の空気中への気化を防ぎ飛散を防ぐことで、浸透効果をより一層高めています。実際にアクアシール1400ARを塗布したコンクリート供試体を表面から10㎜間隔で切断して粉砕し、メタノール中に浸漬して抽出した防錆剤成分をガスクロマトグラフィーで分析しました。その結果、時間の経過と共に防錆剤の濃度は深さ0~8㎜の表層部分で減少しますが、深部では濃度が増加し、6カ月後には深さ30~38mmの領域において10mg/Lの防錆剤を定量することができました。
    • 試験内容:JIS K 2246(防せい(錆)油)6.39気化性防せい性試験に準じ、採用に至った浸透性防錆剤の効果を確認しました。尚、試料と鋼試験片の距離は10mmとしました。防錆剤なしでは鋼試験片の全面に錆が認められましたが、5mg/Lおよび10mg/Lとなるように浸透性防錆剤を入れた鋼試験片には錆が認められませんでした。鉄筋腐食抑制効果の実証根拠かぶり40mmの鉄筋コンクリートにおける浸透性防錆剤の浸透深さの確認で、鉄筋表層の30~38mmの深さ領域には塗布後180日で10mg/L、同様に鉄筋位置の40~48mmの深さ領域には5mg/Lの浸透性防錆剤が存在していることが確認されています。本試験の結果より、鉄筋に対して防錆効果を発揮することが期待されます

    用途

    • コンクリート含浸材

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